今日の授業で面白いことがありました。

なかなか丁寧に体が押せない生徒さんにこんなアドバイスをしてみました。

「一押し50円だと思って、体中に転がっている50円を拾うつもりで押してごらん」

そしたら見違えるようによくなっって二人で大笑いしてしまいました。

 こんなアドバイスをしたのは初めてですが、彼女にはよかったようです。

ホントなら「もっとこころをこめて、相手がどう感じるかに集中して」

というところなんですけど、彼女はいま悩み事が多すぎて、

実際のところ、こころをこめるということがわかるほど余裕がないんですね。

 よく整体をしていて、相手に集中できてるときには、

どうしてあげたらよいか、ひらめくときがあるんです。

これは授業のときもいっしょですね。

 そのかわり、自分のことばかり考えてるときは、なにしてもだめなんです。

 生徒さんが整体を通して幸せになってほしいな。